以前の日記からーツグとサン私の家族は変だぞ 7月21日(日)今日は日曜日。 仕事は休みだ。 この春に勤務先の希望退職にのって会社勤めからプー太郎になってしまった夫。木工職人になりたいそうだ。毎日何か作っている。 工具もたくさん揃っている。私の希望で、電動糸鋸も買った。これでくまさんとか、ハートとかを切り抜いて、カントリー風の家具を作れるの。こんな事で食べていけるのか、あんまり心配してないところがすごいところで それはまあ次々ネタをくれそうだから今度にするけれど 何が変って、私は今日3人のヘアカットをした。 夫 53歳 M字型におでこが上がってきている。会社を辞めて散髪もしていない。 次男(これから彼はツグと呼ぼう)18歳 これまで散髪やさんに行ったのは小学3年の一回だけ、話し掛けられるのが叶わんとのたまう。私の話しは無視しとるやんか。 三男(彼はサン)15歳 たぶん散髪やさんに行ったことはない 普通ママ床屋ってとっくに卒業してるよね。 おかげで私は美容師やさんごっこができて楽しいんだけど 今日はベッカムヘアをオススメしたんだけど、「いつもの」といわれてしまったので、後ろを思いっきりシャギーしておきました。 ちなみに18年間同じヘアではありませんよ。私の好みが変わる度 にいろんなデザインになっています。 ツグとサンは京都にある「わく星学校」というデモクラティックスクール(無認可の)に1995年から通っています。 これから徐々にいろんな話聞いて下さい わく星学校親の会 7月28日(日) 京都市の北の方に岩倉はある。 久しぶりにわく星学校までいった。 わく星学校親の会で資金調達に販売している、無農薬米40Kをもって帰らなくてはならないので、夫に頼んで車で送ってもらった。子ども達もキウィの棚を作りたいからとついてきた。 「この夏の家族レジャーはこれで終わりかもね」 岩倉長谷というところにある。集落の端からやまあいの田んぼ道を歩いたら15分くらい奥に入ったところにある。 草の香りがいっぱい。でも暑い。暑すぎる。 親7人・子ども6人・敬子さん。 一品持ち寄りで、ビールのみました。 自慢の一品でそれぞれおいしかった。 後で、新しい人に(でも1年たってるんだけど)あれでいいんですかと尋ねられたので、「なにがです?」たぶん金額とか、量とかが違いすぎるということを言っているのは判っていたが、「まあ・・・」普通のところでは、幹事が1000円くらいで、あなたはサラダ・あなたはご飯もの・あなたは煮物なんて割り振って立派なパーティーになるところを、わく星学校では、自分で考えなくてはならない。だから足りないことも起きるし、ものが偏ることもある。そんなときは(問題が起きた時は)その場で買物に行くとか、我慢するとか解決すればいいというのがわく星学校流である。 立派に持ってきて不満を持ったなら、その不満を持った人が自分の問題として、解決すればいいのだ。次から減らす?もっと簡単なもの作る?自分の考えではそれくらいは持参したいから今度も持ってくる?少なすぎる人と話し合う?自分で解決しようとしないで、人に不満だけを渡さないで欲しいな。私に言われても代理で解決したりしませんよ。子どもにだけ新しい教育を望んでも無理、自分の誰かに頼った平等主義を何とかしなくちゃ。でも新しい人のフォローがたりなかったのかなー??? 私の家族は変だぞ その2 8月7日(水) ツグとサンは買物が嫌い。何とかしないで済むことを考えている。「ジャンプ」今週号を買うチャンスを逃し、「母さん、買ってきて」という。「自分で行きなさいよ。ファミマーにはもうないと思うし」と言い残して仕事に行った。 夕方、食料の買物をしていて、このことを思い出し電話した。 サンが出た。(二人は電話に出るのも嫌いだ。30年前の子どもか)「まんがかった?」「ううん。お母さんが買ってくるかもしれないから」「ファミマーにあったら買うけど、なかったら後は知らんよ」 1冊だけ残っていたので買えました。 週刊ジャンプを買うようになってもう15年くらいかな。Tが小学生の頃から買っていて、私もずっと読んできたけれど、今はツグとサンが買ってくるのをチョット読むだけ。「ヒカルの碁」「ルーキーズ」を読む。 引っ越しの時も、捨てずに自分達で箱詰めして運んできた。7年分。ほぼ欠番なし。なんでやねん。まあ人の趣味には口は出しませんが・・・。 Mちゃんが来たぞ~~~(^O^) (1) 8月22日(木) わく星学校の卒業生であり、ツグとサンの親友であり、私の友人でもあるMちゃんがやってきた。 テバ島の合宿に行っていたはずだから、きっとやってくると思っていた。 彼女の家は、東京にあり、一昨年わく星学校を卒業してからは東京に住み、デザインの勉強をしている。普段はメ-ルのやり取りをツグがしているのだが、わく星学校の合宿には、やってくる。 そしてその前後、わく星学校の親達からは家庭訪問と呼ばれているお泊りがあるのだ。 朝、出かける時、「Mちゃんがくるかも」とツグが言っていたので、仕事が休みだった私は、掃除をちょっと念入りにした。といっても、うちの惨状を知っているMちゃんに見栄を張る気はないのでチョチョイのチョイ。 そしてMちゃんの好物は和風の煮物なのだが、今日は我が家のベランダでとれたスイートバジルと、ゴーヤを使って、チキンと夏野菜のイタリヤ風煮物、ゴーヤチャンプルーをメインにした。 これも普段料理をそのまま多くしただけ。 3人一緒に帰ってきた。 まず、ツグだけが2階のLKに上がってきて、「掃除は」といってチェックし、洗面台を磨き、3階の自分の部屋とサンの部屋を掃除に行く。(個人の部屋は、私は掃除しない) その間、サンと夫がMちゃんと1階で話している。お客様が来た時の恒例になってきた夫の自慢話。子どものように嬉しそうに木工の機械や、作品の説明をしている。 2階に上がってきた。「いらしゃ~~い」の挨拶「わ~、いいなあ、どうなるのかと思ってたけど、やっぱり人が住むといいねえ」 3月に遊びに来た時は、まだ引っ越し前で、掃除だけ手伝ってもらったのだ。改造したテラスの出来栄えを誉めてくれたし・・・ いつもはほとんど会話の弾まない我が家の食卓も、Mちゃんと会話しながらで楽しい。食事が終わってからも、年を取る事とか、日本人の一事の拒否を全人格を拒否されたように感じる事についてとか2人でしばらく話した。彼女とはなすのは楽しい。人の話を聞くのも上手だし、なかなか深い洞察力のある人だ。 その後は3人がパソコンやテレビやゲームで話やら何やらして過ごしていた。私はもうお休み。 今までは3人で寝ていたけれど、家が大きくなったのでゆっくりオヤスミ。 今日は「親」しました ( ̄^ ̄)v (2) 8月25日(日) 午後からわく星学校親の会「臨時」があり、京都まで行きました。 今一番悩んでいる人の話を聞くつもりだったのだけど、本人が都合により欠席だったので、親と子の付き合い方とかてば島の合宿の様子とかのはなしになりました。 わく星学校の事とか、親という事とかについては、まとめて書かなくちゃと思いました。 私、はなしは苦手で、ひらがなで喋るので、難しい事を理路整然と話す事に価値を持つ人には、端から聞く耳を持ってもらえないみたい。 ちがう?自分を否定されてるって感じたからかな・・・_(._.)_ 夜には、OB会が初めて開かれるというのでオブザーバーとしてかってに参加。 敬子さんと先に着く。 幹事のT君にも初めて会う。ツグとサンはMちゃんと一緒に後から着いた。あの恥かしがりやのツグとサンがOB会に出席するようになったんだ。 みんな時期は違うがそれでも年齢は似たような感じ。ビデオや写真を見ながらワーワーにぎやか。わく星学校は12年目の小さな小さな学校。この12年でも教育に対する考え方がどんどん変遷しているのが、ビデオの中からのうかがえる。 子どもの意志で卒業を待つという決意でいる初めての親に私はなりそう。 ツグとサンも初めての人が多いはずなのに落ち着いて楽しんでいる。初対面のお姉さんに話し掛けられた時は、緊張して、澄まして「はじめまして、サンです」って言ってるのがおかしかった。でも後はなし続かない。無口すぎる・・・・親に似なかったね、反面教師かい・・・私とツグが・・(^O^) 帰り着いたのは11時半。疲れた。楽しかった。 休日 (2) 9月16日(月) 夕食はツグとサンが餃子を作ってくれました。 ちょっと作っては焼いて試食しながら味をつけ、まるでメーカーの商品開発室。2時間もかけて新作発表でした。 オイシイに決まっています。・・・・実は待ちくたびれてビール飲んで待ってました。よくわからない。どこが新作なのか。(^O^) カッコイイぞ (4) 9月19日(木) わく星学校は体育館が無い。 木曜日はスポーツの日。市立のスポーツセンターで運動をする日。 親の会としての懸念事項をけい子さんと話す必要があったので、午後から、左京区のスポーツセンターにいった。朝は冷えてたのに、昼は暑かった。待ち行く人の中には毛糸をきてる人もあったりして・・・・お洒落って大変(^○^) ツグとサンはピッチングとバッティング。バスケットの練習している子、キャッチィングを練習している子。 私もチョットバドミントンの相手しました。 普通の人から見たらスポーツの練習にはなりそうに無い。 人数が少ないのでなかなか幅が広がらない ツグとサンが野球に目覚めたのは2年前くらいかな はじめは投球さえカッコになっていなかったのに、今はしっかり腰のタメもでき、緩急自在の投球が出来るようになっている。 サンもさまになってる。甲子園にはいけないけど、自分がやりたいと思ったら身に付くというのを見たような・・・。 ともかくカッコイイぞ ツグが腹痛(>_<) 10月08日(火) ツグは18さい。 18才の時って、私は神戸の看護学校の寮に入っていたけれど・・・ そして親がいなくても独りで暮らせているつもりだったけれど・・ 今考えたら、危うい精神構造だったなあ。 3人の子どもの中で、ツグが、1番私に似ている。顔や太らない体質は夫に似たが、精神的なものは私に似ている。批判的にものを見る力があること。人と別れることを非常に恐がること。初めてのことに手を出すのに莫大なエネルギーを必要とする事。 でもこういう事は、DNAのせいではなくて、1~2才頃のなんでも手を出して、泣いたり笑ったりする時期に、私が体調が悪く、充分な養育が出来なかったことに起因してるのだと思っている。 この時期は好奇心を育て、「自分らしく」を育てる為に大切な時期 病気ではかなげな母親のそばで、ツグは「よい子」にしていたので、どんなに無茶をして怒られても親は見捨てないという体験をこの時期にしていない。だから喧嘩をしても相手を怒鳴ったり出来ない。未知への遭遇が恐い。 いよいよ今度の日曜日、3年目になったメダカ調査の発表会がある。今までは、発表会といっても内輪でするだけだったが、今度は主催者も違う、よその会で発表することになった。 そのために、緊張してきているのだと思う。下痢と腹痛。 とりあえず、ビオフェルミンをのんだようだ。旅行でも緊張するようで、ビオフェルミンは、ツグの常備薬。 がんばれ・・・(^.^) 子どもが学校を辞めるとき 10月11日(金) ツグとサンが学校を辞めたのは、 ツグが小学5年生。サンは2年生。 ツグはその前に3年生の時の暴行を受けたショックで、行けなくなって家で過ごしていた期間もあり、 ここに引っ越しして、1学期間学校に行った後 「ぼく学校は、もういいわ」 と、普通の学校を辞めたのでした。 その前1年間が、長男Tが中学2年の三学期から学校に行かなくなり、家で苦しみぬいていたので、 私はもう子どもたちが元気なら、なんでもこいというパワーを手に入れることが出来ていました。 だから、学校に戻すことや、出席日数が欲しくてわく星学校をさがしたのではなく、 親の私とだけで過ごすのは、子どもの為にも私の為にもならないと判断したからでした。 子どもが不登校になった時、見えてきたことの一つに、自分の中の狭い狭い職業観と人に対する差別性。 大学でて、一流の会社や医者や弁護士になることが人生の成功・・ 道路工事や塗装工ではカッコ悪い・・ もちろん自分がこんな事を考えてるひどい人間だったなんて、自覚もしていなかったことに愕然としました。 今では、いろんな仕事があり、職業が立派かどうかではなく、その仕事にどのように取り組んでおられるかが大切だと思うようになったのです。 それはわたしが、この9年の間に、価値観が変わったからでしょう。 だから、ツグとサンがどんな仕事に就いても、それが彼等がやりたいことであれば、彼等の顔が輝いていれば、いいなあと思うのです。 もちろん親ですから、大丈夫かなあと心配なことはあるのですけど いろいろ。 わく星学校にやってよかったと思うことは、世間の評価ではなく、自分の頭で考え、自分の心に問い、自分の責任で行動することができるようになったこと。 ツグは今悩んでいるようですが 相談はしてもらえない。 相談相手の立候補はしておきましたが・・・。 まあ頼りない親ですから 賢明な選択です。 アームレスリング大会 10月16日(水) 夕食が終わりかけた頃、 何故か突然、ツグが腕を出して「やろう」 テーブルをガーッと広げて、 「腕相撲は全身使うんだよ足も踏ん張ってね」 と レクチャーを受けた後 ゴー アリャすぐ負けた。 じゃ、左。右よりは1秒くらい長くは持ったけどこっちも負けた。 すると、テレビの前にいた夫とサンもやっている。 それから夫とツグ。ツグとサンが対戦して・・・・ 結果は(右)1.ツグ 2サン 3夫 4戸々露 (左)1 夫 2サン 3ツグ 4戸々露 となりました。 この負ける感じはうれしいきもちだった。 私も力仕事で鍛えたたくましい腕力あるつもりだったのに。(^.^) その後も、 「お兄ちゃんがいたら、やっぱりお兄ちゃんが強いかな、結構鍛えてたから」と話が盛り上がった。 めったに長男のことを話題にしないのに カランは光ってなくちゃ 01月30日(金) トイレ掃除に3時間かける力 自分が納得するまで仕事をする それが職人の心意気 そんな力が伸びたのはわく星学校で育ったから・・・ ツグについて、親方が評価していたとそんな話をk子さんから聞いた。 わたしも自分が納得できる形でなんにでも取り組みたい 小説しあげなくちゃ 丹念に磨くカランや寒土用 ジャンル別一覧
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